ニキビ跡は何故できるのでしょう?

ニキビは古くから、青春のシンボルと呼ばれてきました。それで、ニキビができるのは10代の思春期だけだと思われていました。
思春期には、性ホルモンの分泌が盛んになって、それに伴って皮脂の分泌も多くなることが原因とされています。





私たちは霊長類に属しています。しかしニキビができるのは哺乳類はもとより、霊長類の中でも人類だけです。
どんな動物にも子孫を残すために、発情期が備わっています。その時期を人類に当てはめて語るときには、少し上品に思春期と呼んできました。
動物は生まれてから発情期を迎えるまでの年月を、成長期間として子孫を残すための準備に充てています。
人類にとって、この成長期間は平均して15年ほどになります。これはあらゆる動物の中でも飛び抜けて長いのです。
チンパンジーと人類の遺伝子は、98%まで共通のものだとされています。残る2%の違いは何を意味しているのでしょうか。
これは、言葉と二足直立歩行を身につけたことでしょう。二つの目的のためには、それ以外の部分の成長を遅らせる以外に無かったようです。
その殆どを、生殖器官の成長停止によって成し遂げられたようです。成長停止を命じたのは脳の松果体という小さな器官でした。
しかし、15年以上停止を続けると、、、

子孫が残せなくなる懼れが出てきます。それで、この時期になると松果体は砂状に石灰化して役目を解任されます。
15年間で脳は100%の成長を達成しています。生殖器官はたったの10%に過ぎません。残る90%を5年間で挽回するのです。凄いでしょう?
思春期を迎えると、通常では睡眠中だけの成長ホルモンの分泌が、起きているときも休むことなく行われるのです。

脳と生殖器官の成長には、タップリと脂質が必要です。これがニキビの出来る原因を作っているのでしょう。
思春期のニキビは、殆どの人には痕を残しませんが、大人になってからのものは、放置すれば炎症が酷くなります。ニキビ跡は絶えず発生となる懼れがあります。
思春期ではニキビ跡の修復に、終日分泌が続く成長ホルモンが働くのですが、大人は睡眠中のそれも限られた時間だけです。

晩婚の時代を迎えた現在、思春期の期間が延長されたのでは?という疑問が湧いてきます。
それに、成長ホルモンの分泌が同調できていないのであれば?と疑問が重なります。
規則正しい睡眠の大切さを、ここで再認識すべきではないでしょうか。



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